日本有数の和栗の産地、熊本県山鹿エリア。水はけが良く気候の良い土地で育つ和栗は大粒で照りが良く、甘みがぎゅっと凝縮されています。ここでは栗の王様と称される”利平栗”を始め、様々な品種を栽培。収穫した和栗を1ヶ月間0°Cで熟成させ、甘みと旨味をさらに高めています。和栗本来の香ばしい香りと深い味わいが特徴で、チョコレートと合わせるのに最適です。
熊本山鹿の市原さん一家の熟成和栗


生チョコっぺ モンブラン
ナッツ感のあるコロンビア産ミルクチョコレートのフローズンに和栗を濾して作ったモンブランクリームをのせ、和栗をトッピング。底のカシスソースの酸味がアクセントになっています。 ※グランスタ東京店、大船ルミネウィング店を除く全店で販売
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アロマ生チョコレート 「MARRON」
熊本の和栗を主役にした和菓子のようなアロマ生チョコレート。日本でも有数の栗の産地で育つ和栗は粒が大きく、甘みと栗本来の風味が強い一級品。ミルクチョコレートと合わせ、優しい味わいに仕上げました。 ※オンラインショップ含む全店で販売
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リッチ生チョコタルト マロン 3個入り
サクサクの手焼きタルトの中に、山鹿の和栗とホワイトチョコレートのクリームを詰めました。パリっ、とろ〜、サクっの食感が味わえる、和栗のリッチ生チョコタルトです。 ※オンラインショップ含む全店で販売
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生チョコエクレア リッチモンブラン
山鹿産和栗とフランス産洋栗の2種を味わえるモンブランエクレア。シュー生地の中は洋栗をペーストしたクリームと、カシスとホワイトチョコレートの紫色のガナッシュをサンド。熟成和栗そのものも大きくカットして入れました。栗本来の風味と深い甘みがカシスの酸味で引き立つ、チョコレートのエクレアです。 ※鎌倉小町本店で数量限定
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生チョコプリン 和栗
栗の香ばしさや重めのフローラル感と相性の良い、キャラメルテイストを持つミルクチョコレートを合わせたプリン。底にはカシスのジュレを入れました。 ※オンラインショップ除く全店で販売
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モンブランロール
ホワイトチョコレートを練り込みしっとりと焼き上げたロールケーキに、山鹿の和栗のクリームを絞りました。和三盆を使用した甘さ控え目の生クリームが、甘みの強い和栗を引き立たせます。 ※CHOCOLATE BANK、大船ルミネウィング店、ルミネ新宿店で限定販売
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生モンブランプレート ペアリング付き
鎌倉の銀行跡地、金庫室の中にあるカカオのガストロノミーレストラン「ROBB」にて、1日4皿限定でご提供します。 搾りたての栗のペーストと生クリームで賞味期限はわずか3分!崩れ落ちる前にご賞味ください。 「栗そのものよりも栗を味わえるモンブラン」をコンセプトに、山鹿の和栗、生クリーム、カカオビネガーのシンプルな原料で作った一品。中にはカカオの果実部分で作ったカカオビネガーを加えた、すっきりフローラルな香りの生クリームを忍ばせています。 合わせるドリンクはカカオビネガーとカシスを合わせたオリジナルカクテル。和栗の香ばしさ、重めのフローラル感を引き立たせ、後味を軽やかに仕上げるペアリングです。ノンアルコールドリンクのご用意もございます。 ※提供時間は水曜日〜日曜日の15:00~/16:00~の2枠にてご案内。
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TRAVELOGUE
西日本一の和栗の産地、熊本県山鹿市。極上の和栗を求め、石原が向かった先で出迎えてくれたのは、お父さん・長男・次男・三男とそのご家族総勢10人近く!正真正銘の市原「メゾン」がそこにはありました。
山鹿の産業と文化を守りたい。地域創生をテーマにお父さんが取り組み始めたのはもう何十年も前のこと。地元の素材を使用した、アイスクリームを始めとする加工業を始めました。
お客様のニーズを汲み、旬の素材を使用した多くのフレーバーを少量づつ作ると、その人気は瞬く間に広がりました。山鹿でもまだまだできることが沢山ある。より深く、愛する地元の地域創生を実現したいと、加工業から川上の農業まで、川下の製造販売業まで広げ、挑戦を続けてきました。

和栗の栽培を担当するのは次男の伸生さん。農業とは縁のない仕事をしていたそうですが、お父さんの想いに胸打たれ、農地の開拓から取り組み始めました。水はけがよく、寒暖差のある環境が和栗には最適と、農地は岩の多い急斜面の山奥にあります。200アールにも及ぶ広大な敷地をほぼ1人で管理する伸生さん。初年度は200本以上の栗の木を植えたものの、イノシシに食べられてしまい残ったのはなんと0本。今年も台風の影響で半分近くの栗が落ちてしまったそう。手間がかかり、収穫までのリスクが大きい。そんな背景から、和栗農家は年々減少し、10年後には国産和栗は無くなっているとまで言われているそう。

栗は収穫時期によって「早生」「中生」「晩生」と3種に分けられます。「早生」は9月上旬には収穫が可能なことから栽培されるには人気の品種。多くの農家が「早生」に集中する中、市原さんは栽培難易度や手間はかかるものの、味の濃い「中生」「晩生」にこだわっています。「桃栗3年なんて言うけど、うちの栗はいい味を出すには10年はかかるなぁ。大変だよね。」そう話す伸生さんはできた栗を見てとても嬉しそう。栗のお尻の色が茶色なのが収穫どき。手がかかる子ほどかわいい、とはこういうことなのでしょうか


丹精込めて作った栗は長男の邦彦さんが熟成和栗に仕上げます。0℃の環境下で30日間、じっくりと寝かせることで栗本来の旨味と甘味がぐっと引き出され、深い味わいに仕上がります。一般的な栗ペーストは加藤栗40%が平均で、砂糖をしっかり加えることで甘味を出していますが、邦彦さんのペーストはなんと9%!!栗自体に自信があるからできることなんでしょう。できたてを味わわせてもらうと、ほろっとほどけて栗の風味が口の中にふわりと広がります。
自慢の栗ペーストをふんだんに使ったスイーツを作るのが、地元で一番人気のパティスリーを営む、三男の勇生さん。毎日各地から栗のスイーツを求めて、多くのお客様が集まっていました。
ご家族で山鹿の地域創生に取り組み市原さん一家。「ぜひ、山鹿の和栗の魅力をもっと多くの人に伝えてほしい」お父さんとご兄弟の強い思いを受け継いで、今だけ、ここだけ。MAISON CACAOならではのチョコレート作りと掛け合わせた、極上の秋の味覚をどうぞ召し上がれ。
