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第一弾は小笠原諸島!メゾンカカオの「大人の夏休み」

コロナ禍でも好調な店舗を閉めてでも、全社員が3週間の旅に出るこの夏休みは、ブランドの信念、思想を体現する大きなチャレンジでもあります。
第一弾はその生態系の豊かさから世界遺産に登録される小笠原諸島。
行き方は船のみ。
一度旅立てば1週間は戻れない遠く離れた離島は、石原にとって一度は行きたい場所でありながらなかなか踏み出せていない地でした。
「僕はずっと行きたかった小笠原に行く。」
最初は冗談かと笑っていた社員も、石原の熱量に動かされたのか、気づけば総勢20名の大所帯に!小さな社員旅行のような旅がスタートしました。
20名がそれぞれの価値観と期待を持って向かった今回の旅は、まさに未知との出会いの連続。初めての景色、文化、体験に沢山の刺激と可能性を見つけた旅でした。

大勢で行くことも踏まえ、全員が綿密な準備を。全員無事に検査をクリアして、船に乗り込みほっとしたのもつかの間。想定以上の揺れに半数以上が完全にダウン、、、起き上がれないメンバーもいるほどで、元気なのは数名という状態。
この旅、大丈夫なのか、、不安がよぎる中24時間後に辿り着いたのは。

東洋のガラパゴスとも称されるコバルトブルーの美しい海、珊瑚から出来ているそびえ立つ山々、見たこともない生き物たち。
理性じゃなく、感覚を揺さぶるものすごい景色が広がっていました。実際、「海は苦手だから絶対入らない、、」「虫が嫌いだから山とかは無理」「日差しが強すぎる、、、」なんて言ってたメンバーが気付けば海に飛び込んでいたり、早朝に山登りをして日の出を見に行ったり。それぞれが興味を持って行った先で出会ったものを、チームの中でシェアして、みんなで訪れる、そんなことを繰り返すうちに、どんどん行動範囲も選択肢も広がって頼もしくなっていくメンバーたち。
「今までの自分だったら絶対にやろうとしなかった。」
泳げないと断言していた子がシュノーケリングをしていたり!知らずのうちに自分で決めつけていた限界を、とっぱらってくれる小笠原マジックがそこにはありました。

もちろん、自然豊かな中で育つ農園にも!
島レモンに島マンゴー、島パッションに希少なバニラビーンズやカカオまで!グランスタ店の限定品で使用させていただいた小笠原ラムも見ることができ、本土とはまた違う、島ならではのモノづくりや自然との向き合い方を学ばせていただきました。島バナナもとっても美味しくて、何かスイーツに活かせないか考案中、、!


夜には全員で海辺のBBQ。事前に準備した食材と、農家さんに分けて頂いた野菜や果物、メンバーが釣ってきた魚を使って、小笠原ならではの幸を楽しみました。3日目にはみんな手慣れたもので、ROBBのスペシャリテの1つ、魚のベニエまでもがBBQに登場するほど、全員がBBQマスターと化していました!笑

誰も行ったことのない場所。
片道24時間の船旅。
20人の大所帯。
正直、不安の方が多かったこの旅も、
最終日に満天の星空を見上げながらみんなで語らったとき、
「一人じゃ一生かけても絶対に来なかった。
そして少人数じゃ、絶対にこんなに楽しめなかった。自分の概念を変えるほど、記憶に残る旅になった!本当にみんなに感謝!!」
そんな言葉に全員がうなづき、拍手が起こるほど、記憶的な旅になりました。
旅慣れしているメンバーも、「このメンバーで来れたこの旅は一生忘れない」と言い切るほど、チームで旅する楽しさや価値を実感できた1週間となりました。

小笠原から旅立つ時、陸を越えて並走する沢山の船たち。1番先頭には、旅中に出会ったたけ︎さんと仲間達の姿が!
20名で来た私たちを「そんなやつ初めてだ。最高だね!」と笑い、最終日に船を出して全員を離島まで連れて行ってくれたたけさん。
「また会おう!」と叫び、それを合図に船から一斉に飛び込んで手を振る仲間のみんなによる最高のお見送りで、小笠原を後にしたのでした。
誰と、どんな想いで旅に出るのか。
本気で楽しみつくす、覚悟はあるのか。
未知の世界に飛び込む、勇気はあるのか。
この旅はまるでメゾンカカオのブランドそのものだねと最後に笑った石原紳伍の言葉がとても印象的でした。
夏休みは残り2週間。
それぞれがまた旅に出て、沢山の未知と出会いながら、チャレンジし、楽しみ、磨かれた姿で戻ってくることを心待ちにしています。
その成長が、メゾンカカオというブランドの可能性をさらに広げると信じて。


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